Threatpost - The First Stop For Security News

8月17日(米国時間)、Threatpostに掲載された記事「Researchers Find 85 Percent of Android Devices Insecure|Threatpost|The first stop for security news」が、研究者らによってAndroidデバイスのおおよそ85%が13個の重大な脆弱性のうちいずれかが残ったままになっており、オペレーティングシステムが何らかの影響を受ける状態にあると指摘していることを伝えた。

こうしたデバイスはキャリアによるパッチ提供の不在などによって長期にわたり脆弱性が存在し続ける状態になっていると説明がある。パッチが提供されていない期間は数カ月から数年と長期に及んでおり、研究者らはキャリアやベンダーの対応を評価するスコアを公開するなどして、企業側の対応を促進する取り組みを進めている。

研究者らが提案しているスコアは「FUMスコア」と呼ばれ、過去4年間の企業の取り組みをベースに、0から10までの間の値で評価されている。研究者らによれば、FUMスコアの平均値は10中2.87であったとして、企業に対してより積極的な対応を呼びかけている。