米テスラ・モーターズ(テスラ)は10月15日、同社のセダンである「モデルS」に向け自動運転に対応したソフトウェア「7.0」の提供を開始した。

同ソフトウェアのダウンロード対象となるのはここ1年間で生産された「モデルS」で、方向指示器の操作による車線変更や、縦列駐車を自動で行うことができるようになる。また、新しい「モデルS」には自動運転に必要なカメラやセンサーが搭載されており、収集した情報をフィードバックすることでシステムが学習し性能が向上するという。

同社は今後もソフトウェアの開発およびアップデートを続けるものの、完全な自動運転車の実現は数年先になるとしている。

「モデルS」(出典:テスラ・モーターズ Webサイト)