フライパンでクッキーを焼けないかどうか試してみた

「おやつにクッキーでも焼こうかな……でもわざわざオーブンを使うのも面倒くさい」。そんな時、いつも使っているフライパンでクッキーを焼いてみませんか? オーブンシートを使うので、フライパンの後片付けもラクラクですよ。

材料

・小麦粉　180g

・砂糖　80g

・バター (またはマーガリン)　120g

・卵黄　1個

・ココアなど適量

作り方

常温に戻したバターを泡立て器で柔らかくします。バターは常温に戻しておいた方が作りやすいです。

次に砂糖を2～3回に分けて入れ、白っぽくふんわりするまですり混ぜます。さらに卵黄を加え、分離しないように手早く混ぜます (白っぽくなるまで、泡立て器ですり混ぜます)。

ふるった小麦粉を入れます。ゴムベラに持ちかえて、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。完成した生地は棒状にしてラップに包みます。そのまま冷凍庫に入れて生地を寝かせます (写真奥の生地はプレーン生地の半分量にココアを入れて、ココア味にしたものです)。

30分ほど冷凍庫に入れると、生地はほどよく硬くなります。ラップをはずし、5mm幅くらいに切ります。

さていよいよフライパンの出番です。フライパンにオーブンシートを敷き、その上にクッキー生地を置いていきます。

火をつけます。火加減はごく弱火にして、ふたをして約7～10分。フライ返しで生地を裏返し、ほどよくこげ目がついていたらひっくり返します。再びふたをして約5分。ふたを外して約2～3分焼いてできあがりです。家庭によってガスレンジの火加減に差があるので、調整しつつ焼いてみてくださいね。

完成。ひっくり返す工程で少し形が崩れてしまいますが、サクサクした口当たりはオーブンで作った時と変わりません

フライパンで焼くクッキーは、生地を冷凍庫で寝かすアイスボックスクッキーや、手で形を作るクッキーが適しています。型で抜くクッキーは、生地を裏返す時に変形してしまうので不向きのような気がしました。

時間設定をしてオーブンに入れたら勝手に焼きあがるクッキーと比べ、火加減を調整したり、こげ目が付いているかどうか確認したりと、最初は手間を感じるかもしれません。でもフライパンなら余熱の必要もなく、オーブンレンジで電子レンジ機能を使っている時などでも気軽に焼くことができます。おウチで作る気取らない毎日のおやつ作りにはピッタリではないでしょうか。

執筆：麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。

本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。