JR西日本グループのジェイアール西日本デイリーサービスネットはこのほど、新大阪駅在来線改札内の商業施設「エキマルシェ新大阪」を12月21日に全面開業すると発表した。

「エキマルシェ新大阪」完成後のイメージ

「エキマルシェ新大阪」は、JR西日本エリアの改札内としては最大規模となる延床面積約3,400平方メートル、店舗面積約2,200平方メートルの商業ゾーンとして計画され、今年3月に第1期部分が開業した。

2期部分として、10月末から11月初頭にかけて2店舗が開業。まず10月29日、土産店として展開していた「アントレマルシェ」が売場を拡張して品ぞろえを2倍にするとともに、セブン-イレブンコーナーも新たに設け、土産とコンビニ商品をワンストップで買える店舗になってリニューアルオープン。11月5日には、JR西日本子会社が運営する新ブランドのカフェ「Drip-X-Cafe(ドリップ エックス カフェ)」が営業を始める。

グランドオープンとなる3期開業では、弁当・惣菜・パンなどの食物販と飲食店の計9店舗が開業。「エキマルシェ大阪」で人気の店舗に加え、関西の老舗が集結した新たな店舗、関西企業のコンセプトショップなどで構成し、新幹線利用者のみならず、通勤・通学などで日常的に在来線を利用する人の利用も見込む。グランドオープンにより、「エキマルシェ新大阪」は全36店舗の構成となり、年間で約70億円の売上げをめざす。