ヤマハは、踏み込む強さに応じた最適な打感を得られるキックパッド「KP100」、同キックパッドを採用した最新エレクトロニックドラム「DTX582K」を発表した。価格はKP100が税抜4万5,000円で10月23日発売予定、DTX582Kがオープンプライスで12月1日発売予定。

「KP100」は、今までにない心地良い演奏感を実現するキックパッド。また、KP100をドラムセットに組み込んだ「DTX582K」も発売予定だ

「KP100」は、硬さの違う素材を3層に重ねた全く新しい構造を採用することで踏み込む強さに応じた最適な打感を得ることができるキックパッド。また、大きめの土台設計と打面内部の上下に溝を入れるスリット構造を採用し、打撃時に生じる振動が他の部分に伝わりにくい高い静粛性と安定性も実現している。

「DTX582K」では、新開発のキックパッド「KP100」を搭載しているほか、スネア/タムパッドには、自然な打感と高い静粛性を実現した「DTX-PAD」を採用。チューニングの必要がなく常に最適な打感で演奏できる。また、スネア、シンバルには上位機種同等の3ゾーンパッドを装備している。

なお、音源部のドラムトリガーモジュール「DTX502」は、各パッドの機能を最大限に引き出すことで、弱打の際にも正確に反応し、強打した際の音量や音色の変化も、アコースティックドラムに近い自然な演奏表現が可能というもの。ドラマーの弱点を明確にして効果的に鍛える、DTXドラムス独自の練習機能を計8種類も搭載する。