全国的にはやり目が増加傾向にある

国立感染症研究所は10月13日、9月28~10月4日の期間中の感染症発生動向調査を公開。同調査により、流行性角結膜炎(はやり目)の患者が前週に比べ、全国で約1.3倍に増加していることが判明した。

流行性角結膜炎は、「アデノウイルス」に接触して感染することによって発症する。同ウイルスの感染者が目を手でこするなどして、その手でドアノブやパソコンのキーボード、紙幣などに触れると感染が広がっていきやすいという。

主な症状として「目の充血」「大量の目やに」「目のゴロゴロ感」などがある。ウイルスの潜伏期間は7~14日とされており、突如として充血や大量の目やにに悩まされてもいつ・どこで感染したかわかりにくい特徴を持つ。

9月28~10月4日(第40週)の期間中の全国の患者報告数は749人。定点医療機関当たりの患者数は1.09で、前週の第39週(9月21~9月27日)の数値(0.84)に比べて約3割増加している。都道府県ごとの数値は宮崎県(8.33)が最多となっており、以下熊本県(7.56)、鳥取県(6.0)、福岡県(3.15)、長崎県(2.75)と続く。

東京都は1.18で、前週の第39週(0.64)に比べて2倍近いものの、第37週(1.08)、第38週(1.11)と比較すれば同程度の数値となっている。第40週だけを見ると、都内では中央区(7.0)、葛飾区(6.0)、荒川区(3.0)などが定点医療機関当たり報告数が多い。

アデノウイルス対策としては手洗いやうがいでの予防が肝心で、「トイレを使用したら手を洗う」などの習慣づけが必要となってくる。

全国的な拡大傾向を受けて、Twitter上では

「ヤバい、はやり目の可能性がある」

「過去に2度痛い目に遭ったから『はやり目』怖い」

などの不安な声が多数見られている(コメントはすべて原文)。

※写真と本文は関係ありません