アップルは13日、Mac用のアクセサリ「Magic Keyboard」「Magic Trackpad 2」「Magic Mouse 2」を発表、同日より販売を開始した。

いずれの製品も充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵し、従来のAA電池を中心としたデザインからより機能的なデザインに改められた。Lightningポートを備え、Lightning-USBケーブルで接続して約2時間で充電が完了する。フル充電で約1カ月の使用が可能。対応環境はOS X v10.11(OS X El Capitan)以降。BluetoothでMacと接続し(Magic Trackpad 2はBluetooth 4.0が必要)、Lightning-USBケーブルを使ってMacとのBluetooth接続のペアリングを行える。

Magic Keyboard

表面全体にキーが配置され、ファンクションキー(メディアコントロールキー)が従来の横長の小さなキーから正方形の大きなキーに変更された。キーのシザー構造が改良されてキーの安定性が33%向上、キーごとの最適化が図られており、より快適なキー運びで正確な入力を行える。本体サイズは27.9(幅)×11.49(奥行)×0.41~1.09(高さ)センチで、重さは0.231キロ。価格は11,800円。

Magic Trackpad 2

ボタン機構に感圧タッチを採用し、圧力の違いを検出する感圧センサーを用いた操作をサポートする。ガラスで覆われたタッチパネルが表面全体に広がり、どこを押してもクリックできる。内蔵バッテリ-になったことでより低いフォルムになり、スクロールやスワイプといったマルチタッチ操作をより快適に行える。本体サイズは16.0(幅)×11.49(奥行)×0.49~1.09(高さ)センチ、Magic Keyboardと並べてフィットするデザインになっている。重さは0.231キロ。価格は14,800円。

Magic Mouse 2

内蔵バッテリーになって軽量化され、また底面のレールが改良されており、マウスを動かす時の抵抗が少なくなっている。電池室のふたがなくなった底面は、より正確かつ滑らかにマウスの動きをトラッキングできるようにデザインが最適化された。表面には最新のマルチタッチサーフェスを採用しており、スクロールやスワイプ、クリック、ダブルクリックといった操作をスムースに行える。本体サイズは5.71(幅)×11.35(奥行)×2.16(高さ)センチで、重さは99グラム。価格は9,500円。