東宝、第2四半期の営業利益29.5%増

東宝は13日、3月1日~8月31日までの第2四半期決算を発表した。同期の営業収入は1,238億6,600万円(前年同四半期比14.5%増)、営業利益は243億3,200万円(同29.5%)、経常利益は256億1,400万円(同29.8%増)、四半期純利益は158億800万円(同13.4%増)だった。

「進撃の巨人」「HERO」「バケモノの子」など公開

主力の映画事業においては「バケモノの子」「名探偵コナン 業火の向日葵」「ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ」「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~」などのアニメーション作品を公開。実写では「HERO」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」「ビリギャル」など話題作を共同制作し、自社企画作品も順調に稼働した。海外作品としては「ジュラシック・ワールド」「ミニオンズ」「ワイルド・スピード SKY MISSION」などを配給し話題を集めた。

演劇事業では、「Endless SHOCK 15th Anniversary」「クリエ・ミュージカル・コレクションⅡ」「ジャニーズ銀座2015」「エリザベート」が全席完売、「レ・ミゼラブル」「ライムライト」などが大入りとなった。

不動産事業では、4月にオープンした「新宿東宝ビル」「TOHOシネマズ 新宿」が業績に寄与し、経営成績は大幅な伸びを見せた。