エレコムは13日、高性能センサーを搭載したトラックボールを発表した。ワイヤレスモデルの右手用と左手用、有線モデルの右手用という3モデルを用意。10月中旬から発売する。価格は8,230円(税込)から。

M-XT2DRBK / M-XT4DRBK

M-XT2DRBK(ワイヤレスモデル・右手用)

親指で操作するワイヤレストラックボール「EX-G」シリーズの新製品。右手用の「M-XT2DRBK」と左手用の「M-XT4DRBK」を用意し、税込価格は右手用が10,152円、左手用が11,502円。左手用は簡易パッケージのWeb限定モデルとなる。

手のひらの骨格と筋肉に着目し、小さな窪みや膨らみまで考慮して設計。手のひらへのフィット感を高めることで、手首などにかかる負担を軽減する。ボールの動きを検出するセンサーは、ゲーミンググレードの高性能光学式センサーを採用。新型の高性能レンズと周辺の光学設計を最適化することによって、ポインタの追従性を高めている。ボールの直径は2.5mmに大型化され、人工ルビーを採用することで操作感も向上。ボールは取り外せるのでメンテナンスもしやすい。

M-XT4DRBK(ワイヤレスモデル・左手用)

ボタン数は「7」で、上面にポインタの移動速度を750カウントと1,500カウントの2段階で切り替えられるスイッチと、側面に「戻る」「進む」ボタンを装備。ボタンやホイールに割り当てられている機能は、無償ダウンロード提供される「エレコム マウスアシスタント」を使って変更できる。

電池寿命重視のローエナジーモードと、ボールのトラッキング速度を重視したハイスピードモードを切り替え可能。電源は単3形乾電池×1本を使用し、想定使用可能時間はローエナジーモードで約273日、ハイスピードモードで約176日。電波周波数帯は2.4GHz、電波到達距離は非磁性体で10m(磁性体で約3m)。本体サイズはW94.7×D124.4×H47.9mm、重量は約128g(電池含まず)。

レシーバーのインタフェースはUSB、本体サイズはW13.1×D18.2×H5mm。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1 / 10 / RT 8.1、Mac OS X 10.10。

M-XT2URBK

「M-XT2URBK」はUSB接続の有線モデル。価格は8,230円。ケーブル長が1.5mで重量が154g。そのほかの仕様は「M-XT2DRBK」とほぼ共通。

M-XT2URBK(有線モデル)