ボーカルダンスグループのMAXが10日、千葉・浦安の舞浜アンフィシアターでデビュー20周年記念ライブ「MAX 20th LIVE CONTACT 2015 BACK TO THE MAX FUTURE」を行った。

左からAKI、LINA、MINA、NANA、REINA

1995年5月に1stシングル「恋するヴェルファーレダンス~Saturday Night~」をリリースして以来、今年でデビュー20周年を迎えたMAX。そんな彼女たちの記念ライブに、現在活動中のNANA、MINA、LINAに加え、育児休暇中のREINAと2008年に脱退したAKIも参加し、結成以来初となる"5人のMAX"が同じステージに立ち、訪れたファンの前でメドレーを含む全42曲を熱唱した。

ライブ前には報道陣の取材に応じ、NANAは「REINAちゃんとAKIちゃんとは久しぶりにライブで踊りますが、リハーサルでは思っていた以上に空気感が一つでした。今までやっていたと思えるぐらいしっくりきて、不思議だと思いました」と活動を離れているREINAとAKIを賞賛。また、結成から現在に至る20年間を「どっちかって言うとみんな不器用で、賢く行けたらもっとストレートな道を歩めたと思いますが、その分お互い成長しあってその時は辛くてもどうにかしたことで素敵な思い出だとみんなで話していました」と振り返り、「5人で一度ライブをして、今までのことがここに来るためのものだったと思えるように、今はそれぞれが清々しいというか、また新たなスタートラインに立った気分で、これからの一歩目がものすごく楽しみです」と前向きに語った。

5人が集まったライブはこの日のライブが初めてだが、REINAは「3人のリハーサルを見ていると、すごい自分も楽しくなりました。自分が出たらすごく大変で思ったより体力も使いますが、やれるならやりたいですね」と意欲。AKIも「30周年に向けてぜひやりたいですね」と再び5人が集まることを望んでいる様子だった。