舞台『No.9―不滅の旋律―』の公開舞台稽古が9日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、キャストでSMAPの稲垣吾郎、元AKB48の大島優子、高岡早紀、マイコが取材に応じた。

舞台『No.9―不滅の旋律―』の公開舞台稽古を行ったマイコ、大島優子、高岡早紀(左から)

公演中の本作は、作曲家・ベートーヴェンの劇的な半生を綴る稲垣主演の舞台。ベートーヴェンが聴覚を失う30代から、最後の交響曲「第九番」を生み出す50代までを描く内容で、演出を白井晃、脚本を中島かずき(劇団☆新感線)が務める。

公開舞台稽古前、役衣装で登場した稲垣は、「地毛と毛質が本当に一緒」とウェーブのカツラで笑いを誘いつつ、「ベートーヴェンは、普通の人間には収まりきらないエネルギーを持っている。勉強して作り上げました」と仕上がりに自信。また、劇中では激しいラブシーンもあり、「情熱的な人なので、結構やるんですよね(笑)。あらゆる感情をMAXに持ってる人なので、なかなかのラブシーンだと思う」と照れ笑いした。

一方、本格的な舞台に初出演する大島は、「お客さんが入ったらどうなるのか、想像しないようにしてます。すごく緊張しそうなので……」とドキドキの表情。そんな大島に、稲垣は、「見どころは優子ちゃん!学校で宿題を教えてくれるようなしっかりした女の子でした」と絶賛しながら、「舞台は楽しく素晴らしいもの。これを機に、舞台を好きになって欲しい」と笑顔でエールを送った。

また、キャスト陣は、芸能界の結婚ラッシュについても言及。「最近、すごいですね。まぁ、そういう人がいたら良いなと思います」と結婚願望を明かした稲垣は、半同居を公言している"ヒロくん"について、「僕にとってかけがえのない人。ヒロくんを超す人はいません」とキッパリ。続けて、大島は、「『すごいなぁ、芸能人!』って感じで他人事。(自分は)全然無いでしょうね」と話し、俳優・妻夫木聡と交際中のマイコは、「今は舞台のことで頭がいっぱい」と苦笑いでかわしていた。