EXILE兼三代目J Soul Brothersの岩田剛典と女優の高畑充希にとって映画初主演となる『植物図鑑』の公開日が2016年6月4日に決定し、特報映像が9日、公開された。

映画『植物図鑑』での岩田剛典(左)と高畑充希

本作は、『フリーター、家を買う。』(2010年)、『阪急電車』(2011年)、『図書館戦争』シリーズ、『レインツリーの国』(2015年)など多くの作品が映像化されている作家・有川浩の累計80万部を超える恋愛小説が原作。ごく普通の女の子・さやか(高畑)が、ある夜帰宅すると、マンションの前で行き倒れていた青年・樹(岩田)を発見してしまい、そこからの不思議なルームシェアでの生活と恋模様を描く。

公開された特報映像では「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?」というセリフに合わせて、樹がさやかの膝に犬のお手のようなしぐさをしつつ、満面の笑みを浮かべる場面から始まる。「えっ!?」と思わず困惑するさやかだが、なぜか樹は半年間いつくことになり、2人の同居生活がスタート。エプロン姿や土手で手を差し出すなど、さりげない優しさを見せる樹のシーンが続き、次第に互いの心は近づいていく。

「名前しか知らないあなたを好きになっていいですか?」のナレーションの後には、樹を思うさやかの切ない表情が。それも束の間、樹が「引き金引いといて忘れるとか、都合良いこと言うなよ!」とさやかを抱き寄せ、「待って」と制止するさやかをよそに、「待たない」とさらに近づき、キス寸前のラストが映される。

メガホンを取るのは、『トリハダ』シリーズの三木康一郎監督。脚本は、フジテレビ系連続ドラマ『ファースト・クラス』で知られる渡辺千穂氏が務める。クランクインは2015年6月13日で、同年7月にクランクアップしている。


(C)2016「植物図鑑」製作委員会