禁煙席でもタバコの臭いが?

日本学術会議が「東京都受動喫煙防止条例の制定を求める緊急提言」を今年5月に発表するなど、近年ますます関心が高まっている「受動喫煙」の問題。

そこで、今回マイナビニュースでは非喫煙者300名に対して受動喫煙についてアンケートを実施した。

Q1 街中での歩きタバコなどの煙が流れてきて、結果的に受動喫煙してしまった経験はありますか?

ある67.3%
ない32.7%

Q2 どのくらいの頻度でありますか?

1位: 週に何度かある(33.7%)
2位: 月に何度かある(26.2%)
3位: まれにある(24.3%)
4位: 毎日のようにある(15.8%)

Q3 特に思い出深いものを、どのような状況だったか教えてください

・「歩きタバコがすれて熱い思いをすることがよくある」(28歳女性・事務系専門職)
・「前の車が窓を開けタバコを吸っていて、私の車も窓を開けていて煙が入ってきた上に、すっていたタバコを窓から捨て私の車にあたった」(20歳女性・学生)
・「前に歩いている人がタバコを吸っていて、自分も同じ方向に行くしかないから、やむを得ず受動喫煙、みたいなことはよくある」(28歳女性・秘書/アシスタント職)
・「灰も一緒に飛んできて熱い思いをしたことがある」(50歳以上男性・経営/コンサルタント職)
・「交差点で信号待ちをしているとき、前にいる人が煙草を吸っていてその煙が後ろに流れてきた。それを吸ってしまって咳き込んだ」(50歳以上・技術職)

Q4 レストランなどの禁煙席で、喫煙席からタバコの煙が流れてきて、結果的に受動喫煙してしまった経験はありますか?

ある49.0%
ない51.0%

Q5 どのくらいの頻度でありますか?

1位: まれにある(61.9%)
2位: 月に何度かある(30.6%)
3位: 週に何度かある(4.8%)
4位: 一度だけ経験した(2.0%)
5位: 毎日のようにある(0.7%)

Q6 特に思い出深いものを、どのような状況だったか教えてください

・「自分がいた席に煙が滞留して、食べ物も美味しく感じられず、ブルーになった」(35歳女性・事務系専門職)
・「分煙の席だったけど、煙は流れてくるしタバコの臭いはつくしで結局あまり意味がないとおもった」(32歳女性・クリエイティブ職)
・「就活で使ってた喫茶。喫煙席じゃないのに喫煙状態だった」(24歳女性・事務系専門職)
・「分煙してます!っと書いているくせに匂いが流れてきてウソっぱちで腹が立った」(31歳男性・技術職)
・「扉が開くたびに空調機の風で禁煙席側に流れて迷惑だった」(33歳男性・事務系専門職)

いかがだっただろうか。飲食店をはじめ、さまざまな場所で分煙化が進んでいる中、禁煙席にいても受動喫煙をしてしまうという声は50%近くもあった。 喫煙者の配慮もさることながら、全面禁煙などの対策を店舗側もとらないといけないのかもしれない。

調査時期: 2015年9月15日~16日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 300人(男性134人、女性166人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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