東映が男性バーチャルアイドル「EIGHT OF TRIANGLE」発表、アジア進出も視野

東映は8日、都内で記者会見を行い、初の本格的男性バーチャルアイドルユニットとなる「EIGHT OF TRIANGLE(エイト・オブ・トライアングル)」のデビューを発表した。

Ray(左)、Kazuto

「EIGHT OF TRIANGLE」は、ボーカルのRay(君島零)、コンポーザーのKazuto(遠藤和斗)からなる2人組ユニット。モーションキャプチャースーツによるダイナミックな動きのライブパフォーマンスのほか、観客とのコミュニケーションができる点などが従来の3DCGアイドルとの違いになるという。この日の会見では、デビュー曲「heart to erode」が披露された。

本企画について東映・執行役員の吉元央氏は、「初音ミクやEGOISTなどライブイベントを行う3DCGキャラクターが、国内だけでなくアジアでも人気を博すようになっている。『バーチャル・アイドル』というジャンルは、すでに世界のエンターテインメントの一つのカテゴリーとしての地位を築いている」と企画の経緯を説明。「男性アイドル」を選択したことについては、「近年、"オタク"層マーケットにおいて女性が増加しており、東映としては『仮面ライダー』シリーズや『スーパー戦隊』シリーズで多くのイケメン俳優を輩出してきたノウハウと、アニメ作品などで培ってきたキャラクタービジネスの手法をバーチャルの世界で発揮するため」と語っている。

二人には、それぞれプロフィールとバックグラウンドも用意。Rayこと君島零は、10月12日生まれ21歳の天秤座で血液型はO型。身長173cmで体重は53kg、出身地は日本。一方のKazutoこと遠藤和斗は、11月26日生まれ27歳の射手座でA型。身長178cmで体重は60kg、出身地は東京都。実在の人物と同じように、誕生日を迎えると年を重ねていく。別々のバンドに所属していた二人が、 Rayのバンドのラストライブで再会し、Rayが一緒にやる事を呼びかけたことからユニットを結成。たまたまライブを聞いていた東映サイドからプロデュースのオファーが寄せられたという。

ユニット名について、制作プロデューサーの廣田正年氏は「実際に存在していたユニットを東映がプロデュースしているだけなので、由来は彼らにしかわかりません」としつつも、「ただ、東映のマークが三角であることから、『TRIANGLE』というところには親近感がわきます」と回答。デビューの会見日は、10月8日(トーエイの日)にかけて本日に設定された。

今後は、CD化やライブなど音楽を中心に活動し、アジアへの進出も視野に。すでにデビュー曲以外にも数曲のレコーディングを終了させているという。デビュー曲「heart to erode」は11月4日より配信予定で、2016年1月にはインディーズでミニアルバムもリリース予定。吉元氏は「当面は音楽活動中心だが、将来的にはアニメや映画に展開してくれるような存在になってくれれば……」と期待を寄せている。

(C)2015東映

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