神奈川県川崎市とJR東日本横浜支社はこのほど、南武線(浜川崎支線)川崎新町~浜川崎間に設置する新駅の名称を「小田栄(おださかえ)駅」と発表した。

小田栄駅(浜川崎方面行)駅舎イメージ

浜川崎支線は尻手駅と浜川崎駅を結ぶ全長4.1kmの路線。新駅は川崎新町から0.7km、浜川崎駅から1.4kmの場所に建設される予定で、建設予定地のすぐそばには大型店やマンションなどが並ぶ。川崎市は今年8月に駅名投票を実施し、投票総数1,125票のうち、「小田川崎駅」「小田弥栄(やさか)駅」などの候補を抑え、「小田栄駅」が約8割の票を獲得して駅名に選ばれたという。

新駅建設にかかる5億4,800万円はJR東日本と川崎市が折半して負担。ホームとホーム上屋、簡易「Suica」読取り機など最低限の機能を備える無人駅として整備する。開業は2016年3月を予定している。