パナソニックは7日、同社製PC「Let'snote」シリーズの2015年秋冬モデル4製品を発表した。

店頭モデルのラインナップは、光学ドライブ搭載の12.1型ノートPC「Let'snote SZ5」、745gの10.1型モバイルPC「Let'snote RZ5」、12.5型液晶を搭載した2-in-1ノートPC「Let'snote MX5」、14型液晶を搭載したノートPC「Let'snote LX5」の4シリーズ。全シリーズにWindows 10を搭載。また、Skylakeこと第6世代Intel Core iプロセッサを採用し、前モデルから型番の数字が1つ増えた"5"となっている。

発売は、「Let'snote SZ5」が11月6日、ほか3シリーズが10月23日。価格はオープンで、店頭予想価格は170,000円前後から。フルリニューアルした「Let'snote SZ5」については詳細を別記事に譲り、ここでは「Let'snote RZ5」「Let'snote MX5」「Let'snote LX5」の3シリーズを紹介する。

Let'snote RZ5

Let'snote RZ5(ブルー&カッパー)

「Let'snote RZ5」は、液晶を背面に360度倒すことができるコンバーチブル仕様の10.1型モバイルPC。最軽量モデルで約745gという軽さが特徴だ。秋冬モデルは、Core m3モデルとCore m5モデルの2種類をラインナップ。このうち、Core m5モデルでは、LTE対応の「CF-RZ5YFMQR」、LTE非対応の「RZ5YDLQR」の2種類を用意する。店頭予想価格は、前者が275,000円前後、後者が245,000円前後。

主な仕様は共通で、CPUがIntel Core m5-6Y54(1.10GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、光学ドライブが非搭載、ディスプレイが10.1型(1,920×1,200ドット、タッチ対応)、OSがWindows 10 Pro 64bitなど。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.1で、フルHD対応Webカメラを搭載する。

本体サイズはW250×D180.8×H19.5mm、重量はLTE対応モデルが約770g、非対応モデルが約745g。バッテリ駆動時間は共通で約11時間。

Let'snote RZ5(シルバー)

Core m3モデルでは、LTE対応の「CF-RZ5CFEPR」、Office付属の「CF-RZ5CDFPR」、LTE/Officeなしの「CF-RZ5CDDPR」の3製品をラインナップする。店頭予想価格は、LTE対応モデルとOffice付属モデルが195,000円前後、LTE/Officeなしモデルが170,000円前後。

主な仕様は共通で、CPUがIntel Core m3-6Y30(0.90GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSDなど。光学ドライブやディスプレイ、通信機能、本体サイズはCore m5モデルと同じ。重量はLTE対応モデルが約770g、ほか2モデルが約745g。バッテリ駆動時間は共通で約11.5時間。

カラーはシルバーだが、Core m5・LTE対応モデルのみウォームゴールド&カッパー、Core m3・LTE対応モデルのみブルー&カッパーとなる。

Let'snote MX5

Let'snote MX5(Core i7モデル)

ディスプレイを背面に向かって360度回転できる12.5型2-in-1ノートPC。秋冬モデルは、LTE対応のCore i7モデル「CF-MX5ZFYQR」と、LTE非対応のCore i5モデル「CF-MX5YDGPR」の2モデルをラインナップする。店頭予想価格はCore i7モデルが320,000円前後、Core i5モデルが225,000円前後。カラーはいずれもシルバー。

Core i7モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6500U(2.50GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが12.5型液晶(1,920×1,080ドット、タッチ対応)、OSがWindows 10 Pro 64bitなど。通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.1、Gigabit対応有線LAN。フルHD対応Webカメラも搭載する。

本体サイズはW301.4×D210×H21mm(タブレット状態の高さは21.5mm)、重量は約1.255kg。バッテリ駆動時間は約12時間。Microsoft Officeも付属する。

Let'snote MX5(Core i5モデル)

Core i5モデルでは、上記仕様からOSがWindows 10 Home 64bitに、CPUをCore i5-6200U(2.30GHz)に、ストレージを128GB SSDに、光学ドライブをDVDスーパーマルチに変更する。本体サイズも同等だが、重量は約1.198kg。

Let'snote LX5

Let'snote LX5(Core i7モデル)

Let'snote LX5(Core i5モデル)

14型液晶と光学ドライブを搭載したノートPC「Let'snote LX5」は、夏モデルで1,600×900ドットだった液晶解像度を、1,920×1,080ドットに向上させた。ラインナップはCore i7モデル「CF-LX5ZD9QR」、Core i5モデル「CF-LX5YDAQR」の2種類。店頭予想価格はCore i7モデルが285,000円前後、Core i5モデルが200,000円前後。カラーはいずれもシルバー。

Core i7モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6500U(2.50GHz)、メモリが8GB、ストレージが256GB SSD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが14型液晶(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 10 Pro 64bitなど。

通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n/ac対応無線LANとBluetooth 4.1、Gigabit対応有線LANで、フルHD対応のWebカメラを搭載。バッテリパックはLサイズを同梱し、バッテリ駆動時間は約19時間。本体サイズはW333×D225.6×H24.5mm、重量は約1.455kg。

Core i5モデルでは、上記仕様から、CPUをCore i5-6200U(2.30GHz)に、ストレージを500GB HDDに、光学ドライブをDVDスーパーマルチに変更。バッテリパックもSサイズとなり、バッテリ駆動時間は約7.5時間となる。重量は約1.37kg。