ジョブウェブは9月30日、2016年新卒採用活動に関する調査の結果を発表した。対象は、2016年度新卒採用で就職活動をする学生の1,495名。期間は、9月9日~17日。

9月時点で、88.9%が「内々定あり」

「現在の内々定の保有状況」を聞いたところ、88.9%が「内々定あり」、11.1%が「内々定はまだない」となった。

「現在の内々定の保有状況を教えて下さい(9月17日時点)」

「内々定あり」の回答者に、「初めて内々定をもらった時期」を聞いた。結果、「7月」(19.0%)、「6月」(19.2%)、「5月」(15.7%)、4月(8.5%)、「3月」(4.2%)、「2月以前」(4.1%)と、7月までに内々定をもらっていた学生が、計70.7%となった。

「「8月1日~8月10日の間に内々定をもらいましたか?」

「8月1日~8月10日の間に内々定をもらったか」を聞いたところ、最多は「8月1日」(24.8%)だった。次いで、「8月5日」(11.8%)、「8月3日」(11.4%)となった。

内々定をもらった日付を「8月1日」と答えた人に、8月1日に内々定連絡を受けた企業の従業員規模について質問したところ、最多は「10,001名以上」(47.5%)だった。「1,000名以上」と回答した割合は、「10,001名以上」(47.5%)、「5,001~10,000名」(19.6%)、「3,001~5,000名」(8.3%)、「2,001~3,000名」(7.8%)、「1,001~2,000名」(10.8%)を合計した94.1%となった。

「8月1日に内々定連絡を受けた企業の従業員規模」

8月1日より前に選考と関係ない『面談』に呼ばれた会社が何社あったかを聞くと、「1~5社」が49.7%で最多となった。以降、「0社」(24.1%)、「6~10社」(15.9%)、「11~15社」(5.8%)、「16~20社以上」(2.1%)、「21社以上」(2.5%)となった。このことから、全体の75.9%の学生が「1社」以上企業から面談に呼ばれていたという結果となった。

就活時期の変更に伴い、後輩へのアドバイスを聞いたところ、「大手、中小関係なく、8月にスタートする企業はほとんど無く、3月中には実質内々定をだすという企業もあった。説明会が始まったら選考も始まると考えて、事前に準備をした方がいい(大学院/理系/男性)」、「周りに内定者が増えると焦ります。しかし、芯をしっかり持ってやりたい職業を曲げないこと(大学/文系/女性)」などのコメントが寄せられた。