体操着などのゼッケンに油性ペンで布に文字を書くと、ジワ~ッとにじんでしまうことありますよね。ここでは油性ペンのにじみを防ぐゼッケンの書き方を紹介します。

運動会のシーズン。ゼッケン、キレイに書きたいものですね

材料

・ゼッケン (綿)

・油性ペン

・霧吹きと水

まず、ゼッケンに普通に油性ペンで文字を書いてみます。

ゼッケン専用の布ではなく、生地屋さんで売っている白い綿の布を使っています。にじんでいます

ジワーッと文字がにじんでしまいます。少し力を入れた部分など、特ににじみが多いです。画数の多い漢字などは、文字がつぶれてしまいそうですね。

さて次は、文字をにじまないように書いてみましょう。必要なものは「水」です。今回は全体的に布を湿らすことができるよう、霧吹きを使いました。もちろん、いったん布を水の中に浸して絞ったものでも大丈夫です。ただ、ビショビショの状態はダメですよ!

使うものは、霧吹きと水です

霧吹きでまんべんなく濡らします。

湿らせた布の上に、油性ペンで文字を書きます。「濡れた布にうまく書けるの?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫、ちゃんと文字が書けます。

濡れた布に書いた文字

濡らした布に書いた文字を拡大してみましょう。力を入れた部分などは多少にじみがありますが、濡れていないものと比べると全然違います。

濡らした布に書いた文字を拡大したもの

乾いた布に書いたもの

濡れた布に書いたもの

ゼッケン以外にも応用可能

この方法、ゼッケンだけではなく、様々な布に応用できます。

ハチマキだって、あらかじめ湿らせておけば、「必勝」の文字だってつぶれずきれいに書けますよ。子どもの洋服などに名前を書く時は、ここで紹介したように霧吹きで濡らして書くのもいいのですが、洗濯して脱水した状態で書くと手間いらずです。

執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。

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