リンナイはこのほど、「夫婦と食に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月3日~15日、同社公式部品販売サイト「R.STYLE(リンナイスタイル)」会員で配偶者と同居している男女3,388名(うち共働きは1,323名)を対象に、インターネットで行われた。

共働きの利点と難点

「共働きで良かったと感じることや満足していること(男女別)」

調査ではまず、共働きの人を対象に「共働きで良かったと感じることや満足していること」について尋ねた結果、最も多かった回答は「経済的に日々の暮らしに余裕ができる(50%)」ことだった。男女別で見ると、「生活にメリハリができる/ストレスが発散できる」や「社会とのつながりができる」といった項目で、女性が男性を大きく上回る結果に。女性が社会参加やライフスタイルの充実に関して、共働きで良かったと感じていることがわかった。

「共働きによって大変または不満だと感じること」

一方、「共働きによって大変または不満だと感じること」については、「家事に費やす時間が少なくなる(29%)」をはじめとして、「家族の病気などのときに困る(26%)」「趣味など自分の時間がとりにくい(24%)」「夫婦で過ごす時間が少なくなる(21%)」「子どもと過ごす時間が少なくなる(17%)」など、"時間"に関する項目が上位に。さまざまな場面で"時間が取りにくい"と感じていることが判明した。

夫婦のコミュニケーションは「食卓」で

「どんな場面で夫婦のコミュニケーションをとっていますか?」

次に、夫婦のコミュニケーションに関する調査を実施。「どんな場面で夫婦のコミュニケーションをとっていますか?」と尋ねたところ、なんと8割以上が「食卓で一緒に過ごすとき」と回答した。

「夫婦そろって食事をとる理由」

また、共働き夫婦がそろって食事をとる理由では、「会話や一緒に過ごす時間をとるため」や「一緒に食べると、より食事がおいしく感じるから」が上位に挙がった。「忙しい中でも夫婦で一緒の時間を共有し、おいしさを分かち合いたいと考えているよう。日常のコミュニケーションの場として、食卓の重要性が明らかとなった」と同調査ではコメントしている。