Google Appsと連携するビジネス向けグループウェアアドオンツールの「rakumo」シリーズを提供する日本技芸は10月1日に、「rakumoカレンダー 2015」の提供を開始した。

今回のリリースでは、インターフェースが刷新されたほか、社員の予定を組織階層から探して閲覧することができる組織ツリーやカレンダー画面に直接予定登録ができる簡易登録機能が実装された。また、従来の予定登録画面を改善し、空いている時間を確認しながら予定の登録が行える機能も追加された。

組織階層からユーザーを探すことができる組織ツリー。左側のツリーで選択したメンバー情報は、自動的に画面上部のタブに追加され固定される

選択したメンバーの空き時間を視覚的に把握することができるスケジュール登録機能

同サービスの価格は1ライセンスあたり月額100円(税別)となっている。別途、Google Appsのライセンス料が必要となる。

同社では、「わずらわしい一手間を、楽しい一瞬に変える」をコンセプトに、今回の新サービスの設計に至ったという。同社によると、今後は設備予約機能の追加や、経費精算ツール「rakumoケイヒ」と決裁ツール「rakumoワークフロー」の連携などを予定しているという。また将来的には、各データからの分析結果を提示できるようにしたいとのことだ。