吉祥寺ねこ祭り実行委員会は10月1日から31日まで、東京都・吉祥寺周辺で「吉祥寺ねこ祭り」を開催する。

「吉祥寺ねこ祭り」今年で6回目

10月は吉祥寺で猫三昧

吉祥寺は、猫が題材となった映画や漫画作品が数多く生まれた場所。また猫カフェやギャラリーや雑貨店など猫にまつわるお店が点在。"地域猫の活動"が根付いており、猫にゆかりのある街という側面を持つ。こうした背景から、「猫」をキーワードに、人と猫が共生する街となることを目的として、2010年より「吉祥寺ねこ祭り」を毎年10月に開催している。

参加するのは、吉祥寺界隈の商業店舗32店。各店でのイベントは、アート展、ワークショップ、セミナー、音楽ライブ、猫本交換会、オリジナルTシャツ作成、リアル猫ヘッド撮影会などとなる。また、共通イベントとして、オリジナルグッズをもれなく進呈する、ねこ祭りスタンプラリーを実施する。

一例は、3日に「ソラZENON」の書道教室cacottoにて「石の猫ハンコを彫ろう!」を実施。費用は材料費込みで5,000円。予約が必要となる。10日には「アトレ吉祥寺」にて、羊毛フェルトワークショップ「ポケットにゃんこを作ろう!」を開催する。

左「石の猫ハンコを彫ろう!」、右「ポケットにゃんこを作ろう!」

25日の14時~16時には、コピス吉祥寺のA館1階にて「リアル猫ヘッドアートプロジェクト」を開催。参加費は500円。31日の19時から「ソラZENON」にて「"ニャロウィン"パーティ!」を開催。参加費は、フードと飲み放題込で3,500円となる。

左「リアル猫ヘッドアートプロジェクト」、右「"ニャロウィン"パーティ!」

期間中の、12日と25日には、「カフェゼノン横特設会場」にて、「むさしの地域猫の会」が主催するイベントとして「猫の譲渡会」を開催。時間は13時から15時までとなる。

昨年井の頭公園で開催された「猫の譲渡会」の模様

日本初の長編猫映画祭

今年は特別イベントとして、長編猫映画を集めた日本初の「吉祥寺にゃんこ映画祭」も開催。成蹊大学では「吉祥寺ニャンポジウム」と称して、猫のドキュメンタリー作品を上映。猫カフェでは猫に囲まれながら鑑賞する「猫だらけ上映会」、武蔵野公会堂ではメインプログラムを開催。3会場で計7作品を上映する予定としている。

「吉祥寺にゃんこ映画祭」では7作品を上映

概要は、「吉祥寺ニャンポジウム」が11日13時から、成蹊大学6号館にて開催。上映作品は「みんな生きている~飼い主のいない猫と暮らして~」。入場料は500円。「ねこだらけ上映会」は、16日20時から、CatCaféてまりのおうちで「ネコのミヌース」を上映する。料金は3,500円。

武蔵野公会堂ホールで上映する「にゃんこ映画祭メインプログラム」は、Day1が、16日20時から。Day2は、23日10時から。上映作品は、「グーグーだって猫である」「こねこ」「パリ猫ディノの夜」「猫侍」「レンタネコ」となる。チケット料金は、1作品につき前売1,000円、当日一般1,200円、小中学生は500円となる。