PayPal Pte.Ltd.(ペイパル)は9月30日、「海淘(ハイタオ)」ユーザーと呼ばれる海外ネット購入を行う中国の消費者と、ペイパルの1000万を超える全世界のショップをつなぐ「ペイパル・チャイナ・コネクト」プログラムを、日本でも開始すると発表した。

ペイパルは、越境ECにおけるグローバルスタンダードとして203の国と地域、100通貨以上に対応しており、デジタルウォレットという次世代の決済サービスとして1億6900万人が利用する利便性と安全性を兼ね備えている。

中国においてペイパルは、 海外ネット購入者に最もよく利用されている決済サービスとして、2010年よりすでに銀聯カードに対応しており、発行総数50億枚の銀聯カード会員が安心・便利に海外ネット購入を行うことを可能にしている。

「ペイパル・チャイナ・コネクト」プログラムは銀聯カード、中国建設銀行、SMZDM.com等とのコラボレーションにより、消費意欲が旺盛な中国の海外ネット購入者・ハイタオユーザーとペイパルを利用する世界中の1000万以上のショップやブランドを結ぶ。

具体的には各パートナーが抱えるハイタオユーザーを、ペイパルを導入頂いているショップやブランドへ送客し、これまでリーチが難しかった中国ユーザーへプロモーション支援を行う。

今回、プログラム第一回目のキャンペーンを10月23日~11月上旬まで行う。国内からはNISSEN、代理購入サイト「Buyee」、Cosme.com をはじめ合計15社が参加する。さらに11月中旬の「シングルズデー(独身の日)」や年末年始などにも実施を見込んでおり、継続的なプログラムとして日本国内のショップやブランドを支援していく。