ホテルやレストランを運営する龍名館は、宿泊者に東京の魅力をアートで伝え、世界中にその魅力を発信してもらうイベント「TOKYO POST CARD AWARD 2016」を実施し、宿泊者などに配布するポストカードのデザインを公募する。作品の応募期間は10月1日~11月30日。最優秀作品には、賞金10万円に加えスイートルーム宿泊券などが贈呈される。

このプロジェクトは、東京オリンピックが開催される2020年に向けて、東京の魅力を世界へ再発信することを目指すもの。まずは「東京の日常。TOKYO 7DAYS」をテーマにしたポストカードのデザインを公募し、優秀7作品を選定。それらは"東京からのお土産"として、同社が運営するミシュラン掲載の2軒のホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」と「ホテル龍名館東京」で来年春から1年間、宿泊者やレストランの利用者に無料で配布され、同ホテルの送料負担により国内外に送ることができるという。

なお、ポストカード作品の公募期間は10月1日~11月30日。応募は同プロジェクトの特設Webサイトより行う。応募作品は1次審査(12月7日)を経て、最終審査(2016年2月)で入賞作品が決定。授賞式は2016年3月に行われる。最優秀作品の「ART大賞」(1名)には賞金10万円に加え、同グループホテルのスイートルームの宿泊券が贈呈される。このほか「ART賞優秀賞」(賞金5万円+ホテル招待券、2名)、「審査員特別賞」(ホテル招待券、2名)、「龍名館特別賞」(ホテル招待券、1名)、「お客様審査員賞」ホテル招待券、(1名)といった賞が用意され、すべての入賞作品のポストカードが制作される。審査委員長は、アートディレクター芹沢高志氏が務める。