米Googleは29日(現地時間)、メディアストリーミング端末「Chromecast」の第2世代モデルを発表した。価格は35ドルで、同日より世界17カ国で販売開始している。日本での発売は未定。

第2世代「Choromecast」

Chromecastは、テレビのHDMI端子に接続し、Netflix、YouTube、Google Play ムービー、Google Play Musicなどのコンテンツを再生する端末。ネットワークインタフェースは5GHz帯のIEEE802.11ac対応無線LAN(Wi-Fi、2.4GHz帯もサポート)。Wi-Fiを経由して、スマートフォンの写真やゲームをテレビに表示して楽しむこともできる。

第1世代ではスティック型だった形状を丸型に変更したほか、テレビ接続用のHDMIケーブルを本体直付けとした。HDMIケーブルはフレキシブルタイプなので、テレビの側面や背面のHDMI端子に接続したとき、第1世代のように出っ張らずに取り付けられる。

Chromecastの操作は、スマートフォン、タブレット、PCから行う。操作デバイス側の対応OSはWindows 7以降、Mac OS X 10.7以降、Android 4.1以降、iOS 7.0以降。電源はACアダプタで、本体のmicroUSBポート×1につなぐ。

カラーはインディゴ/ブラック、レモネード、コーラルの3色で、レモネードとコーラルはGoogleストア限定で販売する。本体サイズはW51.9×D51.9×H13.49mm、重量は39.1g。電源ケーブル長は1.75m。