米Facebookは9月28日(現地時間)、広告主のモバイルへのシフトをサポートする4つの新機能を発表した。

発表によると、1点目として「TRP(Target Rating Point、ターゲット延べ視聴率)」を搭載。以前にニールセンと協力して実施した調査結果からテレビ広告とFacebook広告が相互に補完し合うことが明らかになったため、Facebook動画広告のプランニング、購入および効果測定の指標としてTRPを利用できるようにした。

マーケティング担当者は、全体のTRP目標を念頭に置きつつ、テレビとFacebookを組み合わせた広告キャンペー ンをプランニングし、TRPの一部をカバーするためにFacebook動画広告を直接購入できるようになる。日本国内でのロンチ時期は未定。

また、広告を思い出してくれる可能性が最も高い利用者を見つけだせるように、ブランドの認知度アップを目的とした最適化を実施した。具体的にはリーチ数の向上と広告の注目度で、最適化によって利用者が広告を見る時間を増やせるとしている。最適化は10月上旬からベータ運用開始し、11月中旬に正式リリースを予定している。

3点目はモバイルアンケートに新機能を追加し、モバイル広告キャンペーンの効果測定機能の向上を図る。これまではニールセンの協力を得て、モバイルアンケート機能を2015年春より提供してきたが、新たにミルワード・ブラウン・デジタルとも提携し、同社の「ブランド・リフト・インサイト」調査をFacebookとInstagramで実施する。ミルワード・ブラウンの提供は10月中旬からの開始を予定している。

モバイルアンケートの新機能

最後の4点目では、カルーセル広告で動画を取り扱えるようになった。カルーセル広告は、ブランド広告、ブランドストーリーを描きやすいという特徴があり、Facebookは2014年にカルーセル広告の機能を実装。今回のアップデートではカルーセル広告に動画も追加できるようになる。日本国内でのローンチは未定だという。