ドクターシーラボ「顔のたるみ研究所」はこのほど、顔のたるみに悪影響を及ぼす「ストレス」や「携帯・スマホ」に着目した調査を実施し、その結果を明らかにした。対象者は女性379人で、調査期間は9月10日~11日。

ストレスを感じていますか?

ストレスを感じているか尋ねたところ、36.7%が「毎日感じている」、50.9%が「時々感じる」と回答しており、あわせると87.6%がストレスを感じていると回答した。

続いて、携帯電話・スマホがないと不安だと思うか聞くと、「かなり思う」は33.8%、「思う」は35.6%で、合計すると全体の約7割が携帯やスマホがないと不安と感じていることがわかった。この「かなり思う」と回答した人は、2013年調査時(2013年5月10日~11日)と比べ10%も増加している。

携帯電話・スマホがないと不安だと思いますか?

「携帯・スマホ」を1日のうち、どのくらい見ているのか尋ねると、「30分以内」が39.9%で一番多いものの、「2時間以上」と回答した人は全体の約3割を占めた。携帯電話やスマートフォンの画面を見た後、体の不調を感じるか聞くと、43.0%が不調を感じていると回答した。

不調の第1位は「目が疲れる」(81.6%)で、次いで「首が凝る」(47.2%)、「肩が凝る」(46.0%)となっている。

携帯電話やスマートフォンの画面を見た後、感じる不調

同社によると、「携帯・スマホ」の近距離操作は、目の疲れにつながるという。目の疲れは血行を悪化させ、目の周囲の筋肉が凝り固まってしまうと、目の周りの表情筋が衰え、「目元たるみ」を引き起こしてしまう。

また、操作しているときは、首が前に出て背中が丸まり、内臓が圧迫されている状態になっている。その状態が長時間続き、背中や腰の筋肉が衰えると、猫背状態になる。猫背により「肩」がゆがむと、全身のリンパや血液の循環が悪化。顔にも二重アゴやフェイスライン・頬のたるみ、むくみなどの症状が発生するという。

さらにネットサーフィンなど、長時間集中する作業を行うと、顔の表情筋がこわばったり、食いしばりが起きたりする。その結果、顔のバランスが崩れ、顔のゆがみやたるみ肌を引きおこすことがわかっている。長時間の集中は「無表情」になることもあり、その場合は特にほおやフェイスラインのたるみが進行するとのこと。