湘南ステーションビルは11月20日、JR茅ケ崎駅直結の駅ビル「ラスカ茅ヶ崎」を大規模増床リニューアルオープンする。店舗面積を1.8倍に広げ、全132店舗の中には地元企業店舗が27店や湘南地区初進出店舗が27店も含み、地域に根差したショッピングセンターに生まれ変わる。

ラスカ茅ヶ崎の外観イメージ(南口側)

ラスカ茅ヶ崎の開発コンセプトは「Active & Slow life ~毎日がもっと豊かにもっと楽しくもっと茅ヶ崎が好きになる~」。新設された増床部とともに既存部もリニューアルし、11月20日には全132店舗で全面開業する。

生鮮食品や飲食・ファッション店舗のほかにも、地域コミュニティスペース「C-SQUARE」や茅ヶ崎ならではのライフスタイル提案型店舗を集めた「C-style island」を設置する。そのほか、認可保育園やホール、文化教室も備え、地域の人々が茅ヶ崎の魅力を感じ・交流しやすい施設を目指している(認可保育園は2016年4月開園予定)。

1階食料品フロアイメージ

1階は生鮮品・惣菜・ベーカリーを中心とした26のショップがそろい、全面開業に伴って生鮮品エリアの拡大や集中レジ対応、通路幅の拡大など、 品揃えだけでなく利用しやすさも向上したフロア構成になっている。 2階にはグローサリー・ドラッグストアなどを集積し、22時まで営業する。

3階ショップエリアイメージ

3階駅改札フロアには、朝から利用できる軽飲食ゾーンと老舗名菓・湘南スイーツが楽しめる23の和洋菓子ショップエリアが誕生する。その3階から5階までは、セレクトショップ・ファッショ ン・生活雑貨・コスメを中心としたフロア構成になっており、世代を問わず様々なシーンに合ったアイテムを見つけられる店舗がそろう。

C-style islandイメージ

5階に設けた「C-style island」は、茅ヶ崎ならではのライフスタイルを提案する地元ショップを中心とした集積ゾーン。オリジナルグッズが並び、自分だけのグッズが見つけられるという。また、ワークショップも開催し、地域住人の交流の場を提供する。

同じく5階の「C-SQUARE」は、NPO団体や福祉団体の活動報告や地域で活躍するアーティストの作品展示、地元で元気ショップの紹介など、湘南・茅ヶ崎の魅力を発信する地域のコミュニティスペースとなる。

6階に様々なカルチャースクールが開催される文化教室やミニコンサート、展示会などのイベントから会議・パーティーなど、多目的に利用できるホール(約275平方メートル)を整備する。また、地域のニーズに応え、2016年4月に認可保育園開園を予定している。

屋上広場イメージ

屋上広場では、南に江の島やえぼし岩、西に富士山を望むことができ、シーサイドの風を感じながらゆったりと過ごすことができる。また、イベントや地域コミュニティの発表の場としての利用も想定している。

ラスカ茅ヶ崎(茅ヶ崎市元町1-1)は、延床面積約3万3,000平方メートル(既存: 約2万2,000平方メートル)、店舗面積約1万2,300平方メートル(既存: 約6,900平方メートル)の地下1階~地上7階構造(屋上階含む)で、営業時間は10:00~21:00(一部店舗を除く)となっている。