ニッセンライフは24日、アルヒ(旧SBIモーゲージ)と住宅ローンの取扱いに関して業務提携したと発表した。これにより、保険のコンサルティングに加え、住宅金融支援機構の「フラット35」を中心とした住宅ローンの新規貸出や借換えの要望に対応する。

住宅の総合的なリスク管理を提案

「フラット35」は全期間固定金利の住宅ローンで、資金計画が立てやすい点が特長。現在の「フラット35」の金利水準は非常に低い水準となっており、ニッセンライフは「利用者に自信を持って推薦できる環境」にあるとしている。

ニッセンライフとアルヒが提携

同社は従来、損害保険分野で火災保険や地震保険の取扱いを行っている。今回、住宅ローンを取り扱うことで、住宅に関する総合的なリスク管理と資金管理の提案が可能になるほか、今後は複数社の火災保険の中から選択できるメリットや団体信用生命保険以外の生命保険も提案できるのが強みとなるという。また住宅ローンは既存の保険ビジネスとの親和性も高く、利用者へのサービス向上につながるとしている。

アルヒは、「フラット35」実行件数5年連続シェア1位となる住宅ローンのリーディング企業SBIモーゲージを前身とし、2015年5月1日に社名変更した。住生活プロデュース企業。