富士通、ビッグデータ分析サービスを従来比30倍に高速化-スパコン技術活用

 

富士通は9月24日、ビッグデータの分析サービス「FUJITSU Intelligent Data Service データキュレーションサービス」の分析基盤において、スーパーコンピュータの開発・提供を通じて培ったハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)技術を用い、テラバイト以上の超大規模データの分析処理時間を従来比30倍(実測値での速度比較。同社調べ)に高速化したと発表した。同データキュレーションサービスを同日から新基盤に移行し、活用を開始する。販売価格は個別見積(税別)。

超大規模データの分析処理時間比較

同社は顧客のデータをキュレーター(データサイエンティスト)が分析し、標準8週間でデータ活用のモデル作成を行うサービスであるデータキュレーションサービスを2012年4月から提供している。

同サービスにより、ビッグデータ分析を始める際の設備投資やデータサイエンティストの準備などのコストを抑えつつ、本格的なデータ活用の可能性を検証することができる。また、データキュレーションサービスはデータそのものに着目し、業種・業態に制限されないため、多様な顧客の様々な課題に対してサービスの提供が可能となっている。

今回、データキュレーションサービス用に、自社データセンター内にビッグデータ分析専用のHPCクラスタを構築。HPCクラスタは、複数のPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)」を高速なインターコネクトで接続したもので、専用の並列処理ライブラリを適用することにより1000コアを越えるCPUの並列処理ができる。

ハードウェアとソフトウェア両面の強化により、従来と比較し約30倍の超大規模データ高速処理を可能とした。また、既存の豊富なオープンソースソフトウェア(RやPythonで書かれたアプリケーション、Hadoop、Spark、DeepLearning系フレームワークなど)の変更なしに運用が可能な高い汎用性を有している。

高速処理技術を搭載した分析基盤を用いることで、従来1週間を要していた数千個の属性データを持つ数百万人分の顧客データなどの超大規模データに対する分析を数時間に短縮。これにより、ビッグデータ活用が実用・商用フェーズに入り、より膨大なデータの分析を必要する顧客においても、分析結果をビジネスへいち早く反映することが可能となる。

関連キーワード


人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事

TVアニメ『少年メイド』、9/4イベントに向けた出演キャストのコメント紹介
[00:26 7/27] ホビー
「BanG Dream!」、2ndライブのタイトル決定! 2nd Sgの特典MVより追加カット
[00:06 7/27] ホビー
舞台「ダイヤのA」1&2の上映会、小澤廉ら出演のトークショー付き
[00:00 7/27] ホビー
[ガヴリールドロップアウト]「電撃だいおうじ」の人気マンガがテレビアニメ化 監督とシリーズ構成は「うまるちゃん」コンビ
[00:00 7/27] ホビー
デルが注力するのは2in1 - アルミボディで液晶360度回転の13.3型「New Inspiron 13 7000 2-in-1」
[00:00 7/27] パソコン