英国のジャガー・ランドローバーは、ジャガー初のパフォーマンス・クロスオーバー「F-PACE」の特別仕様車「F-PACE ファースト・エディション」を発表した。2,000台を世界限定発売する。

「F-PACE ファースト・エディション」

「F-PACE」は、ジャガーブランド誕生80周年となる2015年に登場する同ブランド初のクロスオーバー。軽量アルミニウム構造のシャシーなどの最新技術を採用し、悪路走破性とオンロードでのスポーティなハンドリングを両立している。今回登場した特別仕様車は、2年前にフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「C-X17」からインスピレーションを得てデザインされた。「C-X17」は市販化を望む反響が非常に大きく、これが「F-PACE ファースト・エディション」を作る原動力となったという。

「F-PACE ファースト・エディション」は、「C-X17」で展開したオリジナルのエクステリア・カラーである「シージアム・ブルー」「ハルシオン・ゴールド」「ロジウム・シルバー」「アルティメイト・ブラック」の4色が用意された。独自のデザインとして、22インチ・ダブルヘリックス・アルミホイール、エンボス加工ウィンザー・レザーシートなどが追加された。

エンジンは300PSを発揮する3.0リットルV6ディーゼルエンジンと、380PSを発揮する3.0リットル スーパーチャージドV6ガソリンエンジンが用意され、8速オートマチック・トランスミッションが組み合わされる。同特別仕様車は世界で2,000台のみ限定生産される。なお、日本市場における発売開始日および機種体系、搭載機能はいまのところ未定となっている。