FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDプロジェクトは9月21日(協定世界時)、メーリングリストに投函したメール「[CTF] pkg 1.6.0」において、次のリリースが予定されている「pkg 1.6.0」のテストを呼びかけた。早ければ今週末にもリリースが予定されている。

「pkg 1.6.0」で予定されている主な変更は次のとおり。

  • ソルバの改善(特に最近発生したjpegアップグレードに関する問題などを解決)
  • 3ウェイマージコードにおける問題の修正
  • 依存関係リストでバージョンを指定しなくてもpkg addが動作するように改善
  • pkg check -dにおいて要求されるライブラリもチェックするように変更
  • 一部のみをアップグレードする機能を改善
  • zsh補完サポートの改善
  • Linuxサポートの改善
  • メッセージの表示内容をよりコンテキストを加味したものへ変更
  • pkg searchにおいて一致したパッケージのコメントをデフォルトで表示するように変更
  • バグ修正とコードのクリーンナップの実施

pkgはFreeBSD 10以降でデフォルト採用されているパッケージ管理システム。FreeBSD以外の*BSDでも動作するほか、Mac OS XやLinuxへの対応も進められている。