「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」初日舞台挨拶の様子。左から樋口真嗣監督、松尾諭、桜庭ななみ、本郷奏多、水原希子、三浦春馬、長谷川博己、石原さとみ、三浦貴大、國村隼。

諫山創原作による実写映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の初日舞台挨拶が去る9月19日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、出演者の三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ、松尾諭、石原さとみ、國村隼、および樋口真嗣監督が登壇した。

本作は「進撃の巨人」を原作とした実写版2部作「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の後編。文明の崩壊した世界を舞台に、人を食らう謎の巨人たちとその討伐のために結成された調査兵団との戦いを描く。加えて9月30日からはアメリカでの公開も決定し、112館のスクリーンにかけられる。

今回も含め、計58回の舞台挨拶を行ってきた三浦春馬。改めてその数に驚きながらも「宣伝担当者の方々や、キャストの皆が『多くの人に届けたい』という気持ちを前面に出して活動したおかげです」と思いを吐露した。舞台挨拶の総移動距離がおよそ3万2000kmで、それが地球4分の3周分と説明を受けると「くそう、もうちょっとで1周だったのに」と無邪気に答える。

イベントの最後に三浦春馬は「本日の舞台挨拶をもって、僕の『進撃の巨人』キャンペーンは終わりになるのですが、すごく寂しいです」と本作にかけた思いをのぞかせる。その後「スタッフの方々の力を引き出し、僕らを束ねた樋口監督に大きな拍手をお願いします」と三浦春馬が語ると、感極まった樋口監督は男泣き。そんな監督をやさしく見つめながら三浦春馬は「すばらしい景色を見せてくれたこの作品が、多くの人に届くことを祈っています」と語り舞台挨拶を締めくくった。