JR北海道とJR東日本は9月16日、北海道新幹線について、新青森～新函館北斗間の開業日が2016年3月26日に決定したと発表した。1日の運転本数は13往復となる。

運転本数の内訳は、はやぶさ(東京～新函館北斗間直通列車)が10往復、はやぶさ(仙台～新函館北斗間直通列車)が1往復、はやて(盛岡～新函館北斗間直通列車)が1往復、はやて(新青森～新函館北斗間運転列車)が1往復。

編成はH5系とE5系の10両編成となっている。

北海道新幹線用車両(H5系)

北海道新幹線用車両Ｈ5系のシンボルマーク

北海道新幹線開業に伴い、在来線列車に変更が生じる。特急「スーパー北斗」「北斗」は12往復体系として、すべて新函館北斗駅に停車し、新幹線に合わせた利便性を確保する。

函館～新函館北斗間に新幹線アクセス用電車「はこだてライナー」(基本3両編成)を16往復設定し、すべての新幹線と接続を図る。はこだてライナーのホームは新幹線ホームと同一平面にあるためスムーズに乗り換えできる。

新幹線開業に伴い、特急「スーパー白鳥」「白鳥」(新青森～函館間)、急行「はまなす」(青森～札幌間)、寝台特急「カシオペア」(上野～札幌間)の運転を取り止める。

北海道新幹線開業区間とアクセス列車

左から、「はこだてライナー」の外観イメージ、内装イメージ

同日、北海道新幹線開業準備の最終段階として、開業直前に予定されている「地上設備最終切替」の「事前確認」を実施するため、平成28年１月１日に青函トンネルを走行するすべての旅客列車を運休することも発表された。