日本ユニシスは9月14日、日本ユニシスグループ社員約8000名を対象に、事業所外からでも、スマートフォン/タブレット端末(スマートデバイス)から社内システムが利用可能なモバイルワークの本格運用を開始したと発表した。

セキュアなモバイルアクセスを実現する手段として、日本ユニシスが提供するクラウド型モバイルアクセスゲートウェイサービス「mobiGate」を活用している。

「mobiGate」は、iPhoneやiPadといったiOSデバイスやAndroidデバイスに加え、フィーチャーフォンにも対応しており、特定の端末機種や通信キャリアに依存することなく利用できる。

端末側にはデータを持たせないほか、ユーザーごとのアクセス先制御、端末識別番号による認証暗号化通信など、業務活用のためのセキュリティー機能を網羅している。

また、スマートモバイル向けのネイティブアプリで利用するため、スマートフォンやタブレット端末ならではの高い操作性で利用できる。

同社は企業風土改革の一環として、多様な働き方に対応した働き方改革タスクフォースを進めている。このタスクフォースでは、フリーアドレスによるオフィススペースの最適化、一部の対象者向けに実施していた在宅勤務制度、裁量労働制やフレックス勤務制度のさらなる拡大による業務効率の向上などを検討している。