ネクストは、インテリジェンスが運営するニュースサイト「meetaMAGAZINE(ミータマガジン)」と共同で、20代~40代までの有職者を対象に「住まいと働き方」に関する調査を実施した。調査は8月14日~15日にかけて実施し、1,000件の有効回答を得た。

住まい・仕事ともに「不満」と答えた人からは後ろ向きな発言が

同調査における「都会」「地方」の概念は、都会は自宅から繁華街まで公共交通機関を利用して「30分未満」で行ける地域であることと、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県に居住している者。地方はそれ以外の地域の居住者としている。

「住まい」と「仕事」の満足度について調べたところ、都会での住まいに「満足している」と答えた人のうち、仕事も「満足している」と答えた人は60.6%で最も多かった。「不満」の回答は16.3%と最も少ない結果になっている。

一方で、都会での住まいに「不満」と答えた人のうち、仕事に「満足している」の回答は20.8%で最も少ないことがわかった。「不満」は47.2%と最も多い結果になり、住まいと仕事の満足度には相関性があることがうかがえる。

住まいと仕事の満足度の関係(都市、地方別)

同じ質問を地方で行った場合でも、地方での住まいに「満足している」と答えた人のうち、仕事も「満足している」と答えた人は57.1%で最も多かった。「不満」の回答は18.4%と最も少ない結果になっている。都会と地方は住環境や就労先の数の違いなどが取り上げられるが、住む地域に関係なく、住まいと仕事には一定の関係性があることがわかった。

また、住まい・仕事ともに「不満」と答えた人の理由には、「とにかく狭い」「とにかく不便」「とにかくボッタクリ」「とにかく最低の職場だから」など、「とにかく」という言葉が多く使われている。強い後ろ向きの発言が目立つのも特徴的といえる。