ゼブラは、「シャープペンの使用実態調査」の結果を発表した。対象は、全国の小学生・中学生・高校生・大学生の3,000名。期間は、2015年8月。
学生の半数以上、400円以上のシャープペンを所持
持っているシャープペンを聞いたところ、58%が「400円以上のシャープペンを所持」、42%「持っていない」となった。
太さの違うシャープペンを複数本持っているかを聞くと、75%が「単数の芯径所持」、25%が「複数の芯径所持」と答えた。使い分けの例としては、「0.3ミリはスケジュール帳に細かく、0.5ミリは授業のノートや宿題、0.7ミリはマークシートを塗りつぶすため」という人が多かった。
また、持っているシャープペンの芯径を聞くと、最多は「0.5ミリ」(70%)だった。以降、20%が「0.3ミリ以下」、10%が「0.7ミリ以上」と続いた。
0.3ミリ芯のシャープペン所持率は、高校生の女子が最多となった。理由を聞いたところ、「罫線の間隔が狭いノートに、はみ出さないように書きたい」「0.5ミリのシャープペンで授業の内容を板書したノートの隅に、後で0.3ミリで小さくメモを書き加える」などの声があがった。
一方、0.7ミリ芯のシャープペンでは、小学生の男子が最も多く所持していた。理由には、「大きなマス目のノートに書く」「鉛筆のように濃くハッキリ書きたい」という意見が寄せられた。
シャープ芯硬度別の所持率では、70%で「HB」が1位となった。2位は「B」(28%)、3位「2B」(15%)が上位にあがった。