KADOKAWAは発売中の「ピーナッツ」連載1作目が掲載されている『スヌーピーコミックセレクション50's』に続き、8月25日には60年代のコミックからセレクトした『スヌーピーコミックセレクション60's』を、その後『70's』『80's』『90's』まで5カ月連続で発売する。

4本足の子犬のスヌーピーが登場する50's

スヌーピーの子犬時代から最終話までのおすすめをセレクト

同シリーズは、作者チャールズ・M・シュルツさんが1950年~2000年の50年間、新聞に連載していたコミック作品「ピーナッツ」からおすすめのマンガを年代ごとにセレクトしたシリーズとなっている。 4本足の子犬だった頃の50年代からはじまり、最終話の90年代まで毎月1冊ずつ、5カ月連続で発売される。

「スヌーピーコミックセレクション50s」より

「スヌーピーコミックセレクション50's」は当時のコミックが収録された日本の出版物は少なく、連載スタート時のスヌーピーがわかる貴重な1冊だ。4本足で歩くかわいい子犬だったスヌーピーが次第に考える犬になり、2足歩行になり、お馴染みのスヌーピーへと少しずつ変わる様子を楽しむことができる。

スヌーピーが小説家に変装!?ついにただの犬ではなくなった60’s

「スヌーピーコミックセレクション60's」では、宇宙飛行士や小説家など様々な職業を夢見るスヌーピーが描かれている。また、恋するチャーリー・ブラウンやルーシーなど、スヌーピー以外の各キャラクターの個性が確立されていくところも見どころの1つだ。また、50年代に続き、谷川俊太郎さんの新訳も収録されている。

70'sから90'sまでピーナッツの仲間たちの変化を楽しめる

「スヌーピーコミックセレクション70's」では、飼い主のチャーリー・ブラウンに皮肉を言う、毒舌なスヌーピーが見られるのが特徴。さらに親友ウッドストックや、マーシー、リランなどのメインキャラクターが登場した年代でもある。

「スヌーピーコミックセレクション80's」には、マイペースなスヌーピーと、無償の愛を捧げるチャーリー・ブラウンとの関係が描かれる切なくて面白いエピソードが満載。ときどき意地悪をするチャーリー・ブラウンのツンデレな姿も見ることができる。

「スヌーピーコミックセレクション90's」は、感動の最終回を迎えるシリーズ。チャーリー・ブラウンの恋心の模様が描かれながら、スヌーピーの兄弟やママも登場するなどファミリーの全貌が明らかになるシリーズでもある。

各巻にコラムも掲載

各巻では、見どころを解説するコラムも掲載されており、さらにピーナッツを楽しむことができるようになっている。