アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは11日、「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ」シリーズの国内初公開となるイベントを都内の聖徳記念絵画館で開催した。クーペタイプに加え、アジア初公開となるロードスターも披露された。

聖徳記念絵画館にて、ランボルギーニ「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ」シリーズのローンチパーティが開催された

「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ」は、今年3月のジュネーブモーターショーで世界初公開されたランボルギーニの最新モデル。カーボンファイバーを多用するなど軽量化を図り、従来のクーペタイプより50kgの重量削減に成功している。V型12気筒自然吸気エンジンの馬力は552kW/750hpで、パワーウェイトレシオ2.03kg/hpを実現。0-100km/h加速は2.8秒となり、350km/hを超えるトップスピードを発揮する。

今回のイベントでは、クーペタイプが4台展示されるとともに、8月に世界デビューを果たした「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ・ロードスター」(SVロードスター)も登場した。シリーズ初のオープントップ型モデルで、クーペタイプの加速力やパワー、ハンドリング能力も受け継がれている。リアウィンドウから流れ込むエンジン音の爽快なトーンや調波が響き渡り、ドライブの躍動感を高めたという。

イベントで登壇したアウトモビリ・ランボルギーニのアジア太平洋地区代表、アンドレア・バルディ氏によれば、「600台限定生産のクーペタイプは大変好評をいただき、現在すべて完売しております。500台限定生産のロードスターも、全世界から大きな反響をいただいています」とのこと。ランボルギーニ・ジャパン代表のエジナルド・ベルトリ氏も、「今回発表した『アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ』によって、さらに日本のランボルギーニファンを魅了することでしょう」と述べた。

アジア初公開となる「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ・ロードスター」

エジナルド・ベルトリ氏(写真左から2人目)とアンドレア・バルディ氏(左から3人目)

今回、新モデルの公開に先立ち、ランボルギーニオーナーによるパレードランも実施。「ミウラ」「クンタッチ(カウンタック)」などのヴィンテージモデルを含む60台以上が都内を走行した。その後のパーティでは、アンドレア・バルディ氏、エジナルド・ベルトリ氏らによる乾杯の合図とともに、会場に花火が上がるサプライズもあった。

なお、「アヴェンタドール LP 750-4 スーパーヴェローチェ」の販売価格は4,795万5,883円(税別)とされていた。SVロードスターの日本での価格は5,238万9,883円(税別)。納車は2016年初めを予定しているという。