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Googleは9月10日(米国時間)、「Google Online Security Blog: Cutting unwanted ad injectors out of advertising」において、広告システムからインジェクトされた広告を削除する新しいシステムを発表した。すでに同社のプラットフォームを使っている場合はこの機能の恩恵を受けており、特に調整や変更なども必要ないとしている。

同社はDoubleClick Bid Managerに自動的にフィルタリングを実施する機能を追加。この新しいシステムはインジェクトされた広告を検出するとブラックリストに追加し、インジェクトが発生しないようにするとしている。

Googleは広告のインジェクトといった行為は広告を出すほう、広告を見るほうの双方にとって不適切なものと考えており、適切なエコシステムを構築するためにインジェクト行為を撲滅することを目指している。今回の取り組みですべてのインジェクトを防止できるものではないが、他社とも連携を進めてこの問題に取り組んでいきたいと説明している。