米Appleは9日(現地時間)、iPad miniシリーズの新モデルとなる「iPad mini 4」を発表。同日より販売を開始した。

iPad mini 4

iPad mini 4は、iPad miniシリーズの第4世代モデルとなる製品。従来モデルであるiPad mini 3と比べ、プロセッサが「A7」から「A8」、グラフィックスが「M7」モーションコプロセッサから「M8」モーションコプロセッサにバージョンアップ。それに伴い、CPU処理速度が30%、グラフィックス処理が60%高速になった。また、本体サイズが18%薄くなったほか、最大37gの軽量化を図っている。ソフトウェア面では、iOS 9から追加されるiPad向けマルチタスク機能「Split View」に対応している。

ディスプレイはIPS方式の7.9型Retina(2,048×1,536ピクセル、326ppi)を採用。8メガピクセルのiSightカメラ、1.2メガピクセルのFaceTime HDカメラ、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Touch IDなどを備える。

ラインナップは、Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルを用意。カラーはいずれのモデルもシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色から選択できる。Wi-Fiモデルの価格は、16GBが42,800円、64GBが53,800円、128GBが64,800円(いずれも税別)。Wi-Fi+Cellularモデルの価格は、16GBが56,800円、64GBが67,800円、128GBが78,800円(いずれも税別)。