米Appleは9日(現地時間)、iPad miniの新モデル「iPad mini 4」を発表、同日より販売を開始した。

iPad mini 2からiPad mini 3ではプロセッサがA7のまま変わらなかったが、iPad mini 4はA8プロセッサとM8モーションコプロセッサを搭載する。iPad mini 3以前のiPad miniでは使用できないiOS 9のiPad向けマルチタスク機能「Split View」を、iPad mini 4なら使用できる。パフォーマンスの向上を果たした一方で、本体サイズが203.2×134.8×6.1ミリ、重量298.8グラム(Wi-Fi+セルラーモデル:304グラム)と、iPad mini 3 (200×134.7×7.5ミリ、Wi-Fi:331グラム、セルラー:341グラム)よりも薄く軽量になった。

A8プロセッサを搭載し、Split Viewの使用が可能。iPad mini 4以外でSplit ViewをサポートするのはiPad ProとiPad Air 2のみ

ディスプレイは、7.9インチ(2048×1536ピクセル、326ppi)のRetinaディスプレイ。8メガピクセルのiSightカメラ、1.2メガピクセルのFaceTime HDカメラ、Wi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2、Touch IDなどを備える。

カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3種類。容量は16GB、64GB、128GB。価格は、16GB Wi-Fiモデルが42,800円、64GB Wi-Fiモデルは53,800円、128GB Wi-Fiモデルは64,800円。Wi-Fi+セルラーモデルは、16GBが56,800円、32GBが67,800円、128GBが78,800円。