Microsoft Edge

Microsoftは9月8日(米国時間)、「Announcing VP9 support coming to Microsoft Edge|Microsoft Edge Dev Blog」において、Microsoft EdgeにビデオコーデックWebM/VP9のサポートを追加すると発表した。すでに開発版Microsoft EdgeにはWebM/VP9のサポートが追加されていると説明がある。WebM/VP9機能を含んだMicrosoft EdgeはWindows 10 Insider Preview版で提供が開始される見通し。

Windows 10 Insider Previewを通して提供される開発版のMicrosoft Edgeでは、まずメディアソース・エクステンションを使ったアダプティブ・ストリーミングの機能が提供されると説明がある。開発初期の段階ではVP9の機能は実験的機能として提供される見通しで、デフォルトでは無効になる可能性がある。about:flagsで設定を確認して有効にすることで利用できるようになるものと見られる。

Microsoftは9月1日(米国時間)、ロイヤリティーフリーのビデオコーデック仕様の策定などを目指すとした「Alliance for Open Media」の初期創立メンバーであることを発表。IEで取り組んできた従来の戦略ではなく、オープンソースで活用できるビデオコーデックなども幅広く対応していく姿勢を見せていた。今後はWebM/VP9以外のビデオコーデックのサポートも進められるものと見られる。