ASUSは2日(ドイツ時間)、OSにAndroid Wearを搭載したスマートウォッチ「ZenWatch 2」を発表した。49mmモデルと45mmモデルの2機種を用意。価格は149ユーロ(約20,000円)からで、10月にヨーロッパでの発売を予定している。

ZenWatch 2

ZenWatch 2は、2015年6月に開催されたCOMPUTEX 2015で参考展示として紹介されていたが、今回、価格やスペック、発売時期などの詳細が公開された。

連携したスマートフォンの着信やメール、カレンダーなど、アプリからの通知を確認できるほか、音声検索をサポート。本体に搭載したセンサーとウェルネスアプリを連携させ、ユーザーの歩数や活動量を記録することも可能。新機能としてZenWatch 2同士でメッセージをやりとりできる「ZenWatch Message」アプリを搭載した。

また、8月31日(米国時間)に、Android WearがiOSに対応したことで、Android端末に加えて、iPhoneと組み合わせた利用も可能となった。バッテリ稼動時間は約2日間で、充電はマグネット式充電器を採用する。バッテリ残量がない時でも、36分間で残量50%まで充電できるという。

本体カラーはシルバー、ガンメタル、ローズゴールドの3色。交換用バンドは、ラバーストラップ、プレミアムレザーストラップ、ステンレススチールバンド、スワロフスキー限定モデルなど18種類を用意。ウォッチフェイスは50種類以上から選択でき、好みや気分によってカスタマイズできる。

ディスプレイは、49mmモデルが1.63型(320×320ドット)液晶、45mmモデルが1.45型(280×280ドット)液晶を搭載。共通のスペックとして、プロセッサがSnapdragon 400、メモリが512MB、ストレージが4GB。通信機能はBluetooth 4.1とWi-Fiをサポート。本体サイズと重量は、49mmモデルが49×41mmと60g、45mmモデルが45×37mmと50g。