データアーティストは9月2日、同社の提供するLPOツール「DLPO」とPtmindが提供するデータアナリティクス「Ptengine」を連携したことを発表した。

Ptengineは、PCやスマートフォン、タブレットなど訪問者が利用するデバイスを問わず、クリックや視線集中度、スクロール到着度といったデータを取得しサーモグラフィー表示する分析ツール。一方、DLPOは、A/Bテストや多変量テスト、ターゲッティングを行うことによりCVR向上を実現するLPOツールとなる。

今回の連携により、訪問者の動線・目線の動きをより細かく把握し、デバイスや目的にとらわれることなく効果の高いWebサイトの構築と企画提案が可能になるという。

「DLPO+Ptengine」連携の流れ

具体的には、広告のリンク先としてDLPO タグを設置したリダイレクト元ページを用意し、A/Bテストを設定。ユーザーが広告をクリックし、リダイレクト元ページを訪問すると設置されたDLPO タグが読み込まれ、DLPO が各パターンページへのリダイレクトスクリプトを出力する。その際、Ptengine 解析用にURLへパターンを識別するためのパラメーターを付与。Ptengineが同パラメーターをもとに解析を実行する仕組みだ。

「Ptengine」が提供するサーモグラフィーとヒートマップ表示 イメージ