JR東日本は宮城県での嵐のライブに合わせ、臨時列車の運転や車両増結による特別輸送体制を敷くと発表した。ライブが開催される4日間で計108本の臨時列車を運転する。

東北本線仙台行の普通列車

「ARASHI BLAST in Miyagi」と題したこのライブは、9月19・20・22・23日の4日間にわたって宮城県利府町のひとめぼれスタジアム宮城(宮城スタジアム)で開催され、1日5万人、のべ20万人を動員する予定。ライブ開演前と終演後の大量送客をまかなうため、JR東日本も大々的に協力することとなった。

4日間を通して、東北本線仙台~利府間で臨時列車運転・車両増結を実施。開演前は会場最寄りの利府駅に9~16時台に到着する仙台発(下り)の臨時列車12本を運転するほか、定期列車2本を2両または4両増結し、ライブ参加者の便宜を図る。臨時列車のうち7本は、仙台行の列車を利府駅まで延長運転して対応する。

終演後は、利府駅を20~23時台に発車する上り(仙台行)臨時列車9本を運転するほか、定期列車3本を2両増結。東北新幹線仙台~東京間にも臨時列車1本を設定し、全車自由席(グリーン車は除く)の「やまびこ170号」(仙台駅21時43分発・東京駅23時36分着)として運転する。

上りではその他、10~15時台の定期列車のうち4本を2両または4両増結し、10~14時台の岩切行5本を仙台駅まで延長運転。JR東日本は来場者に向け、「当日は大変な混雑が予想されますので、時間に余裕を持ってご利用ください。混雑状況により次の列車までお待ちいただくことがございます」と呼びかけている。