Lenovoは2日(ドイツ時間)、「ideapad」シリーズ新製品を発表した。ラインナップはノートPC「ideapad 300」「ideapad 500」「ideapad 300S」「ideapad 500S」のほか、12型の2-in-1タブレット「MIIX 700」、Chrome OS搭載の「ideapad 100S Chromebook」の6機種。

ここでは、ノートPC形状の「ideapad」シリーズについて紹介する。ideapadとして紹介されている12型の2-in-1タブレット「Lenovo MIIX 700」は別記事に詳しい。

ideapad 300、ideapad 500

ideapad 300 14型モデル

Windows 10 Homeおよび、Skylake(開発コード名)ことIntelの第6世代Coreプロセッサを搭載したノートPC。3年前の前モデルより、最大33%の薄型化を果たしたという。ideapad 300の価格は399ドル、ideapad 500は499ドルから。いずれも2015年10月に発売予定。

ideapad 300では、14型、15.6型、17.3型モデルをラインナップし、一部モデルでBraswell(開発コード名)ことPentium N3700を採用する。内蔵グラフィックスのほか、ディスクリートGPUとしてNVIDIA GeForce 920 1GB、AMD Radeon R5 M330の選択も可能。

メモリはBraswell搭載時で最大8GB、Skylake搭載時で最大16GB。ストレージは最大1GB HDD/SSHD。画面解像度は14型と15型がフルHD(1,920×1,080ドット)、17.3型がHD+(1,600×900ドット)。通信機能はIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0を搭載。インタフェースはUSB 3.0、USB 2.0、HDMI、D-Sub、SDカードリーダなどを用意する。

本体サイズと重量は、14型がW349×D245×H22.9-23.4mmで2.1kg、15.6型がW384×D265×H22.9-23.4mmで2.3kg、17.3型がW418×D292.6×H25.1mmで3.0kg。

ideapad 500 15.6型モデル

ideapad 500は、14型、15型モデルをラインナップ。15型ではIntel RealSense 3D Cameraを搭載する。画面解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。メモリは最大16GB、ストレージは最大1TB HDD/SSHD。グラフィックスは内蔵GPUに加え、AMD Radeon R7 M360も選択可能。

通信機能はIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.0、USB 2.0、HDMI、D-Sub、SDカードリーダなど。本体サイズと重量は、14型がW347×D249×H24.4mmで2.1kg、15.6型がW384×D265×H24.6mmで2.3kg。

ideapad 300S、ideapad 500S

ideapad 300S

Windows 10 Homeおよび、Intelの第6世代Core i7プロセッサを搭載したノートPC。この"S"シリーズは特に軽量化が図られており、ideapad 500Sの場合で前モデルと比べ2割軽量化したという。ideapad 300Sの価格は249ドルから、ideapad 500Sは499ドルから。いずれも2015年10月に発売予定。

ideapad 300Sは11型、14型の2モデルをラインナップ。最大画面解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)で、OSにはWindows 10 Homeを採用する。メモリは最大8GB、ストレージは最大1TB HDD/SSHD、もしくは256GB SSD。グラフィックスは内蔵のほか、NVIDIA GeForce 940Mも選択可能。

通信機能はIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、有線LAN。インタフェースはUSB 3.0、USB 2.0、HDMI、D-Sub、SDカードリーダなど。本体サイズはW340×D240×H19.5mm、重量は1.8kg。

ideapad 500S

ideapad 500Sでは、13.3型、14型、15.6型モデルの3種類をラインナップ。最大画面解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。メモリは最大8GBで、ストレージはモデルにより異なる。グラフィックスは13.3型で内蔵もしくはNVIDIA GeForce 920Mなど、14型および15.6型で内蔵もしくはNVIDIA GeForce 940Mなどを選択可能。

通信機能やインタフェースはideapad 300Sとほぼ同等。本体サイズと重量は、13.3型がW323×D230×H19.3mmで1.5kg、14型がW380×D260×H20.5mmで2.1kg、15.6型がW380×D260×H20.5mmで2.1kg。

ideapad 100S Chromebook

ideapad 100S Chromebook

Chrome OSを搭載した11.6型のChromebook。179ドルからとお手頃な価格が特徴。2015年10月に発売予定。

画面解像度は1,366×768ドットのHDで、プロセッサにはIntel Celeron N2840を採用する。メモリは最大4GB、ストレージは最大32GB eMMCで、100GBのGoogle Driveが2年間無料で使用できる。カメラ機能は前面1Mピクセルのみ。

通信機能はIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0で、インタフェースはUSB 3.0、USB 2.0、HDMIなどを搭載。本体サイズはW300×D209×H19.9mm、重量は約1.2kg。バッテリ駆動時間は最大8時間。