日本ティーマックスソフト、大容量データ対応のRDBMS「Tibero 6」を提供開始

山本善之介  [2015/09/02]

日本ティーマックスソフトは9月1日、ビッグデータ時代の大容量データに対応した高速化アーキテクチャと新機能を搭載したというRDBMSソフトウェアである「Tibero 6」を提供開始した。価格は40万9,700円(税別)から。同社は同製品の関連事業において、2~3年で2,500社への導入を目指すとのこと。

Tibero 6の構造

新製品は、同社独自という「ハイパースレッド・アーキテクチュア」を用い、従来ボトルネックとなっていたプロセス、特に入出力制御プロセスを多重化したスレッド構造を持つとのこと。これにより、セッションが増加するほど安定した性能を発揮するといい、ビッグデータ時代の大容量データに対応できるものと同社はいう。 また、処理の遅延を招く共有プールの断片化を最小限にするという「階層共有プール機能(方式)」により高速化を加速し、さらに「暗号データアクセス機能」によりってTDE(Transparent Data Encryption)列でも範囲検索をサポート、安全性と高速性の両立を実現したとしている。

同製品の高速化共有プロセス構造では従来の他製品と比べ、“ハイパースレッド・アーキテクチュア”によるボトルネックの解消、大規模なリクエスト処理時の大幅な性能の向上、複数のワーキング・スレッドで同時に数千のリクエストの処理が可能といった利点があるという。

Tibero 6と従来製品の共有プロセス構造の比較

なお同社は同製品の管理ソフトとして、「Tibero Manager」を2015年内に提供する予定だ。 同ソフトは、トランザクション処理とリソース状況をリアルタイムで監視するパフォーマンス管理機能とTibero DBMS Admin機能を、Tiberoに組み込んだGUIの統合ツールとして提供するもの。

Tibero Managerの画面

Tibero 6のエディションとプロセッサあたりのライセンス価格は、「Standard Edition Lite」が40万9,700円(税別)から、「Standard Edition」が123万6,400円(同)から、「Enterprise Edition」が335万5,900円(同)から。年間サポート料は、ライセンス価格の15%。 対応OSは、HP-UX 11i v3/11i v2、Oracle Solaris 11/10/Solaris9、IBM AIX 7.1/6.1/5.3、Red Hat Enterprise 7/6/5/4、Windows 7、Windows Server 2008/2012。

同社は同製品の提供において、大規模システムにおける安定性や高速性から、特にクラウド・サービス事業者やクラウド・インテグレータといったクラウド・サービスを普及させている企業との連携を強めていくという。この事業展開においては、2015年4月に発表したTibero事業拡張のための新たなパートナー制度である「Japan Partner Program(ジャパン・パートナー・プログラム)」)を利用しながら、全国で研修やサポートの拡充・パートナー企業の増加・販売チャネルの拡大を進めていくとのこと。 他にも、クラウド・サービス事業者や各種インテグレータとのOEM提供による事業展開も検討していく意向だ。

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