MMD研究所は9月1日、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」と共同で実施した「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」の結果を発表した。

同調査は、スマートフォンを所有する15歳以上の男女1580人を対象に行ったもの。

企業、ブランド、ショップなどの公式アカウントをフォローしているSNSについて聞いたところ、Twitterは31.7%、Facebookは18.9%、Instagramは8.9%がフォローしていることがわかった。

企業、ブランド、ショップなどの公式アカウントをフォローしているSNS(N=1580) MMD研究所

LINEの公式アカウントについて聞いたところ、回答の内訳は「追加したことがある」が61.6%、「追加したことはない」が26.8%、「LINEを利用していない」が11.6%となった。追加したことがあるアカウントのカテゴリで最も多かったのは「ファッション」(42.2%)だった。

追加したことがあるLINE公式アカウントのカテゴリー(N=1580) MMD研究所

LINE公式アカウント利用者973人に割引クーポンの利用について聞いたところ、「利用したことがある」と回答した人は38.2%だった。また、48.2%の人がクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあると回答した。

LINEのスタンプ目的で公式アカウントを入手したことがあると回答した人(N=576)を対象に、スタンプの入手によりその企業の好感度が上がったことはあるかと聞いたところ、49.1%が「上がった」と回答した。

「好感度が上がった」と回答した人(N=283)にスタンプ入手後にとった行動を聞いたところ、「その企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えた」が26.5%と最も多く、次いで「その企業やブランドの情報を積極的に仕入れるようになった」(20.8%)となった。

企業の公式アプリをダウンロードしたことがある人(N=1,203)にダウンロードした公式アプリを聞いたところ、「マクドナルド」が75.1%と最も多く、これに「ユニクロ」(35.3%)、「G.U.」(27.4%)となった。

企業公式アプリダウンロード率とダウンロードしたことがある企業公式アプリ MMD研究所