Bizcastは9月1日、YouTuberと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」のβ版を公開した。

BitStarは、チャンネルの収益化を図るYouTuberと、費用対効果の高い動画広告を配信したい広告主をマッチングするサービス。提携先のマルチチャンネル ネットワーク(MCN)に所属するYouTuberだけでなく、所属していないYouTuberもネットワーク化し、2015年9月時点でYouTuberの延べ視聴者数(チャンネル登録者数)は600万人に達している。

「BitStar」サービス概要 イメージ

同サービスにて広告主は、PR案件を掲載しYouTuberを無料で募集することができるほか、応募のあったYouTuberのプロフィールの閲覧も可能。動画配信の効果測定を自動化しているため、動画の再生数や再生時間、費用対効果などを確認し、次回のPRに繋げることができる。また、動画の配信遅延や説明欄への必要事項の記載漏れを防ぐ「リスク管理機能」も搭載している。

同サービスはこれまで、クローズドα版として、飲食や家電、美容、ゲーム、イベント、おもちゃなどの幅広い領域で展開しており、既にいくつかの企業との取り組み実績があるという。今回β版へリニューアルするにあたり、システム化や組織体制の強化を実施。今後、より多くのYouTuberと広告主にサービスを提供したい考えだ。