英国ジャガー・ランドローバーは、ジャガーブランド初のクロスオーバー「F-PACE」の開発状況について発表した。スポーツカー由来のメカニズムを多数採用した「F-PACE」の走行テストを実施し、卓越した乗り心地とハンドリングを実現したという。

ジャガー「F-PACE」

「F-PACE」はすべてのジャガーのラインアップと同様、極限の環境下における走行テストをクリアした。同モデルは軽量アルミニウム構造のシャシー、最新のダブルウィッシュボーン式フロント・サスペンション、インテグラルリンク式リア・サスペンションなど、スポーツカー由来のメカニズムを多数採用しており、乗り心地を損うことなく正確なハンドリングを実現。その性能は競合他社と一線を画しているという。

特徴的なメカニズムとしては、「Fタイプ」で培われた電動パワーステアリングの採用が挙げられる。ステアリング・ホイールからタイヤの接触面まですべてが最適化され、しっかりした接地感をもたらす。「Fタイプ」で初めて開発、採用されたトルクベクタリング・バイ・ブレーキングにトルク・オンデマンド四輪駆動システムを組み合わせたことで、あらゆる気候や路面で卓越した敏捷性を発揮する。

「F-PACE」の開発では、ビークル・インテグリティ・チームが行った客観的な評価の結果はすべてコンピュータを利用したエンジニアリング(CAE)ツールに登録され、ビークル・ダイナミクスCAEチームも活用できる。これにより、精度が向上し、より正確なシミュレーションができると同時に、その結果をさらなる改良に生かすことも可能に。なお、「F-PACE」の走行テストの様子はジャガー・ランドローバーのWebサイトで視聴可能だ。